今日は講演会を聞いて子育てのヒントになりそうなキーワードがたくさんあったのでご紹介します。
講師は高校時代元巨人の槇原さんと同期で、阪神タイガースの赤星選手を教え子に持つ元大府高校の野球部監督で馬場さんという方。
野球を通していろんなことに気づかされたというお話だった。(講演の内容をメモるだけで必死だったので話はつながっていません。)
★言うことを聞いてくれないときは…
学校にきたらまずトイレ掃除をさせる
数日すると『きれいにすると気持ちいい』と本人が気づき、
『誰がきれいにしてるんだろう?』と周りが気づく
きれいにしたことに感謝されるようになる
感謝されると『役に立てることがうれしい』と気づく
自分がトイレ掃除を経験することで普段掃除をしてもらっていることにありがたさ(感謝)を感じる
トイレ掃除の大切さに気づく
という感じで『気づかせることが大切です』と締めくくっていました。
ま、学校の先生だから出来るワザかもしれませんが、ただこれは根気がないと出来ないし、家庭環境に同じようなシチュエーションが見つかるかは?ですけど…。
他にも
★日記でコミュニケーションをとる。
何でもいいから好きなことを書いてもらう
→コメントをいれる(ただし否定的な表現は入れないようにする。なぜなら自分を否定されたように感じ、提出しなくなってしまうから)
たくさん書いてくれたときはたくさんコメントを返すのがコツだそうです。言葉で直接つたえるよりソフトに伝わり、「日記で言われるとずっと言われてる気がする」と生徒さんに言われたそうです。
文字には客観視出来るとか記憶に残る…そんな力があるんですかね。
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家庭ならメールのやりとりで代用できそうです。メールがない場合…やっぱりノート?今どき親と文通するやついるか〜!?
★とにかく誉める!!
私もそうやって成長してきた気がします。決して否定しない、怒らない、出来たことに心から誉めてあげれば自信につながる。
ただしうわべだけの誉め言葉は絶対バレるので、要注意!!(ってこんなことは言ってなかったですけど、私は経験からそう思っただけ。)
★挫折から学ぶ(成長する)
挫折を経験することで人間が成長し、失敗を恐れず次にチャレンジすることで生まれることが多い。(「生まれる」と表現されていました、可能性?出会い?栄光の道しるべ?いろいろ想像しちゃいました ^^;)
失敗を恐れて臆病にならない環境を与えること。(エピソードとして野球のエラーをした時に相手のチームの監督が「何やってんだ!!」と怒鳴っていたのがマイナスになり選手がビビってしまい可愛そうだなと思ったと話していました。)私も同感です、どんなエラーでも要因があるので次につながる言葉かけをした方がいいと思いました。
★挑戦することを評価してあげること
前述とかぶりますが、チャレンジすること自体勇気がいることなのでまずはそこを評価するべきなんでしょうね。たとえ失敗して挫折を味わったとしても、自分で選択したことなら次の方法も自分で見つけられるのかなと思います、迷ったら先輩としてアドバイスするつもりでチャレンジの大切さを教えてあげる…それでいいんじゃないでしょうか。
★自立させるならしっかり甘えさせること
一見逆かと思いましたが、愛情を注ぐとか子供と深いコミュニケーションをとる環境が出来ていると自然と自立していくそうです。いったんは社会で厳しい環境から家庭に逃げ帰るそうですが、家で安心するとまた社会に戻っていくそうです。甘やかすとはいってなかったのでその辺りは間違えないようにしないといけないですね。少々この理念は万人に当てはまるかは?でしたけど…。
★『こげぱん』を読む(読ませる)べし!
わたしはこの本を知りませんでした。 絵本だそうですが、調べるといろいろヒットしました。ただ内容がマンガのジャンルなので私は興味がありません。マンガ・・・吹き出しと絵が一緒になっていて見づらくてあんまり好きではないのです。
「スタジオぴえろ」がアニメーション製作会社だったのでDVDはちゃんとしてると思います。ネット上の評価はそれなりに良かったようですし、専用のサイトもありました。興味のある方は図書館かインターネットで検索してみてください。格言のような言葉が入っているそうで、病院の待合室などにおいてあるらしいです。
★理屈ではなく一緒に感じることで子供が伸びる!
頭ではわかっているんですが、大人の悪い癖。論理的に物事を考えすぎですよね、人間は…。
動物本来の本能ってやつで行動するのも時には必要なのかな?(とはおっしゃっていませんが。)
書き出したら結構出てきちゃいました、自分の意見というか見解も混ぜちゃいましたので、参考程度に読んでくださいね。