今年度で定年退職されるわが校の校長先生のためにPTA連合協議会の会長さんが慰労会という企画を急遽設けていただき招待していただいた。
例年では市P連の打ち上げはないので
他校の母代さんには「引継ぎで聞いてない」といわれ
事情を話して参加を要請したが、
平日であり、急遽企画されたため
出席人数は10名だった。
関係者はざっと45名程度だったが、この時期の会合やら打ち上げがかなり重なっており、都合がつく方はなかなかいなかった。
校長先生は私の息子がお世話になっている下の子の小学校の校長先生だけしかわからなかった。
各校のPTA会長さんも自分の子供の学校の会長さんしかわからない。
ほとんどの方は始めましてだった。
優しくて気さくで校長先生ですか?って方が多かった。
ほとんど接点がないので貴重なお話を聞くことも出来た。
「校長も辛いんですよぉ」
そのお気持ちよくわかります。
会社でいえば社長と同じ立場ですかね。
教頭先生は中間管理職ですね、相当しんどそうでした。
あと教育現場に対しても家庭環境に対しても疑問をもつことが多いとも話していました。
教育委員会や警察や校長会といった組織があり、制約も多いようです。
3年から5年もすれば転勤ですので、地域の連携を大切にしたいのですが、学校の顔が頻繁に変わるので難しい点もあるようです。好きで転勤してるわけではないのに、肩身が狭いですよね。
昔とは家庭環境もかなり変わり親の考えもさまざまです、一筋縄ではいきません。
理解と協力を全員に呼びかけてもなかなか足並みがそろわないそうです。
教育現場の裏側をしっかり聞いてしまいました、
私には大収穫です。共感できる部分もそうでない部分も大変これからの参考になりました。
PTAはこんなに得することもあるのです。
嫌がらずに積極的に関わっていくうちに先生に対する偏見もだんだんなくなっていくのではないでしょうか?