今日はPTAの母親代表の研修があり、行ってきた。
今年5月から『裁判員制度』が始まったこともあり、今年の研修は裁判員制度の内容の理解と裁判がどのように行われるのかを実際に傍聴する体験付き…ということで地方裁判所が研修の舞台。
到着して早々3グループに分かれて各法廷にて裁判の傍聴をした。
時間にして20分くらいだったか…なぜか裁判所内には時計がないそう。理由は…知らない。
テレビで見るような光景のミニ版で、
裁判官は1人、事務的な人間が2人、検察官(検事?)1人、弁護人1人(国選?)、被告人と留置所?の職員?3名。
被告人は拘留中のためか手錠とロープで職員とつながった状態だが、裁判中は開錠されていた。
今日は第1回と初廷だったこともあり、検察が起訴状を読み上げて裁判官に提出し、争点について被告人と弁護人に確認するところまで。 民事ではなく刑事裁判、とはいっても刑法246条2項に触れる割と軽いもの、既に一部の犯行については示談が成立していた。
とにかく全員若い! 貫禄ある人は留置所の職員1人ぐらいかな〜? ま、若くたって裁判は出来るからいいけど。
1人のお母さんは手錠がショックだったよう、自分の子供に置き換えて考えてしまったらきっと辛かったのかなぁ。
私?やっぱりひとごとだなぁ、リアリティなし。どんな罪も裁判にかかると面倒だよなぁって思ったけど。
はい、そんなもんです。
裁判は事務的な感じです、やることをやる、後がつかえてるんで…みたいな。
(私が傍聴した裁判に関してのみです、他のはわかりませんのですべて当てはまらないとは思います。)
傍聴が終わると、次は裁判員制度用の法廷に案内され実際に法廷内のあちこちを見学させてもらいました。
(テレビでやる法廷の本物が見られて一人で興奮してました。)
裁判官が着るあの黒い服も触ったり着たり出来ました。(テフロンのような素材でしたよ)
裁判員制度の説明をひととおり聞いた率直な感想は「責任重大〜無理無理無理!!」
裁判中も評議中も発言権はあるものの、私の一言でもし真相を逆に闇に葬ることにでもなったら…軽々しく口に出せないよぉ〜
私は刑事じゃないし裁判官でもないし、法律勉強したことない(憲法と民法ぐらいはやったけどそんなのあんまり関係ないからね)一般Peopleなんですけど…ま、こんな主婦が裁判員にはなれないでしょうけど。
あと、裁判中に頻繁にでる法律用語が私には理解できなかったので、被告人はどこまで理解してるんだろうって気になったんですが…。返答してましたけど、「その受け答え本当に理解して答えてるのかなぁ」と…。
つうことで私は裁判員制度は厄介だなぁまたは関わりたくないっ!…というのが感想ですね。